東京手話通訳等派遣センターは、1973(昭和48)年7月に東京都福祉保健局(当時民生局)の手話通訳派遣事業委託団体として設立された「東京都手話通訳派遣協会」がその前身です。
派遣協会は28年間の長きにわたり、東京都の手話通訳者派遣事業及び手話通訳者等養成事業を実施してきましたが、2000(平成12)年に重度身体障害者授産施設「たましろの郷(さと)」の運営法人として設立された社会福祉法人東京聴覚障害者福祉事業協会の手話通訳事業部門として、2002(平成14)年4月に新たに再出発することになりました。
昨今、聴覚障害者の社会参加が広がり、聴覚障害者の働く分野も、大きく広がってきました。
東京手話通訳等派遣センターは、都内各市区のコミュニケーション支援事業の委託を受け、聴覚障害者の暮らし全般にわたり手話通訳者や要約筆記者を派遣しています。
また、官公庁や団体等が開催する各種講演会への派遣をはじめ、様々な分野で働いている聴覚障害者がそのもてる力を十分に発揮できるよう、企業等の新入社員研修、社員研修、社内会議等へ手話通訳者や要約筆記者を派遣しています。こららを利用することで、研修等の場で、聴覚障害者自身が意見発表を行い、高い評価を得たり、企業内研究会で聴覚障害者の発表が入賞した、社内外の方とのコミュニケーションが深まった等の評価をいただいています。
また、聴覚障害者理解を進めるための活動として、東京都手話通訳者等養成事業をはじめ、大学や専門学校・企業内の手話・要約筆記講習会、各市区の登録手話通訳者の研修会の講師派遣も行っています。